- いきなりセールス色を出したら、イメージが変わってしまう
- 売り込んでいると思われたくない
- 煽ったり騙すようなやり方はしたくない
という理由で、セールスライティングのやり方に拒絶反応を示す方は少なからずいらっしゃいます。
けれど、セールスってそんなに悪いものなのでしょうか?
目次
セールスは悪いことではない理由
良質の商品を売ることは、そもそも購入者を豊かにすることにつながります。
セールスすることが何か後ろめたいことのように感じてしまうのは、押し売りをしてしまっているときです。
売る相手の人生にプラスの提案をして、物やサービスを提供して差し上げることは善行でしかありません。
当然、善行相応の対価も受け取ります。
逆に、粗悪品や相手に不必要なものを、手練手管で売りつけるような行為は、悪行だと言えるでしょう。
セールス自体が悪いのではなく、売っているものの質や必要性があるものかどうかを見直すことの方が大事です。
セールス色を強く出したくないとき
普段のブログやSNSの発信と、LPやセールスレターの毛色ががらっと変わってしまうことが心配でしょうか?
それは、書く側のスキルの問題かと思われます。
文章は語尾や使う言葉でずいぶんと雰囲気が変わります。
どのような価値観をもった人物がどのような言葉を選び、どのように語るのかは、ブランディングにも関わってくる大事なポイントです。
それにも関わらず、売るコピーに則って、画一的なセールスレターを書く人がいたら、それは断った方がいいでしょう。
良いライターは、相手の言葉を使います。
発信者の言葉と、それを読む人が受け入れられる言葉を使えるかどうかが大事です。
そうした配慮がある文章だと、売り込み色もなくなるのです。
それでも嫌ならイメージコピーを
一般的に、小さなビジネスや初めてすぐのときほど、ユーザーのメリットに訴求したセールスコピーの方が有効です。
商品に合う顧客を引き付けて、購入プロセスにスムーズに移行できます。
引き込みに関しては、SNSやYouTubeで行い、ホームページ上では、しっかり理念や個性を表したいという場合は、イメージコピーでいいでしょう。
「成功は1行のコピーで決まる」
その1行の川上コピー(何か社会的な意義があることを達成しようという強い想い)が決まれば、あとのビジネス戦略が有利になってくるものです。
川上コピー集
- 自然と健康を化学する(ツムラ)
- お、ねだん以上。(ニトリ)
- うまいすしを、腹一杯(スシロー)
- ”あったらいいな”をカタチにする(小林製薬)
- 一瞬も一生も美しく(資生堂)
- 結果にコミットする(ライザップ)
- ココロも満タンに(コスモ石油)
- 地図に残る仕事(大成建設)
- 駅前留学(NOVA)
- お口の恋人(ロッテ)
- NO MUSIC, NOLIFE (タワーレコード)
- Think different.(アップル)
- インテル入ってる/ Interl inside (インテル)
(参考)