ブランド品を集めていたり、好きなブランドの拘りがある方なら、ブランディングの大事さってイメージが沸くきやすいかもしれません。
ただ、わかったようでわかっていない方も多いと思いますので、説明していきたいと思います。
目次
サロンのブランディングとは
一言でいうと、サロンのブランディングとはサロンがお客さまから選ばれる理由です。
ですので、マーケティングによる購入者に向けて働きかける矢印と反対になります。
矢印は、お客様からサロンに向いてくるものなのです。
では、サロンのブランディングは、具体的にどのように行うのでしょうか?
ブランド品のように、高価格を設定して豪華にすればいいのでしょうか?
それとも何かイメージ戦略をすればいいのでしょうか?キラキラ起業もその一貫?
それだとただの印象操作になってしまいます。
印象だけでなく、オーナーの強い想いがその印象に含まれていることが重要です。
前提となるブランディングの目的として、以下のメリットが挙げられます。
ブランディングのメリット
- 高価格でもほしいと言われる(価格競争にならない)
- お客様に長く愛される
- 流行りを超えて、ずっと選ばれ続ける
- 遠方からでも来ていただける
- 口コミが発生する
ブランディングとはいわば付加価値の集合体でもありますので、その要素に分けていきたいと思います。
サロンの付加価値をどこに付けるか
技術や設備の高さ
- 施術の効果が高いこと
- 最先端の技術を取り入れている
- ドクターの監修付き、大学病院との連携あり
などなど、専門性の高さや権威性などが、お客様が選ぶ理由になります。
内装や立地の良さ
- 内装が高級
- 立地が一等地の路面店にある
など、高級感を感じられるようなものも付加価値となります。
サービスの内容
- サロンオーナーや施術者のキャラクター(美人、経歴、実績、フレンドリー、話が面白い、情報通、知的、相談に乗ってもらえるなど)
- サプライズがある
- 期待を超える施術がある
施術する人のキャラクターが立っていたり、サービスが良いことでも差別化できます。
理念
サロンの営業目的や想いなども、お客様から選ばれる理由になります。
お客さまの共感によりきていただけるサロンになるというのはこのことですね。
要素を組み合わせる
上記4つ全てが突出していたら、それは強いブランディングとなるでしょう。
ただその場合は、大手で資本が大きいサロンが強くなります。
個人サロンはどうしてもお金をかけるところで競争すると大手には負けます。
ですので、個人サロンの場合は、サービスの内容や理念でエッジを立てることが必要です。
個人店に特有の細やかな心配りや対応、個性などが、お客様の心に刺さるようなブランディングをしていくことが、強みとなっていきます。
あなたのサロンの価値を書き出してみましょう
アンケートでお客様からいただいた来店理由や、普段よく言われる特徴などを洗い出していきましょう。
その要素をまとめて抽象化して、キャッチコピーを作ると、お客様にサロンの価値が伝わりやすくなります。
相思相愛のお客様とサロンを二人三脚で繁栄させていきましょう。