デジタル化していく世の中で、情報量もその処理力も飛躍的に上がっており、単純な機能比較であれば圧倒的な強者しか勝てません。
その中で、普通の人が選ばれる要素が「共感」です。
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これからの時代に必要とされる人
これから単純労働やロジカル一辺倒の解決思考で行う仕事は、AIに置き換えられると言われています。
数年もしたら現実になっているでしょう。
逆の感性や感覚、感情を震わせるような仕事は、「人間らしい」仕事として残っていきます。
もしかしたらベーシックインカムが導入され、人々はあらゆる労働から解放されるかもしれません。
そんな中、どうやって食べていくかというよりも「どう生きるか」が、人々の関心の中心となり、いよいよ人類は成熟期を迎えていると言えるのではないでしょうか。
自己実現が一つのテーマ
一人一人が、自分は何者でどう生きるのか、内省的になる人が増え、関心事が心の豊かさに向かうでしょう。
そうしたら、カウンセラーやコーチなどのお仕事は今よりももっと必要とされ利用されていくようになると考えられます。
他にも、いかに生きるのか、より良く生きるかを手助けするような仕事が、脚光を浴びるでしょう。
技術ではなく人間力がものをいう
今、巷には有象無象の対人援助の仕事や技術が溢れています。
ここでは、いかに正しく権威的な方法論をとるかを議論したいのではなりません。
これからは技術力以上に、人間性や人を見る目の深さや包容力がものをいう時代になると思われるからです。
とくに女性は、感性を大事にするので、肩書きよりも感覚的なものを大事にしている人が多いです。
その方と同じ空間にいて言葉を少し交わすだけで、心が温かくなり自分の有様までが変わってくるように思える人を支持するでしょう。
人間性の表現の仕方
そんな圧倒的な魅力を持つ方も、ビジネスとして「自分を売っていく」のはなかなか難しいという方が多いです。
なぜなら、ビジネスは自分の思いを表現するだけでは成り立たず、どういうニーズをもって依頼されるのかを理解している必要があるからです。
ただしゴリゴリのマーケティング戦略ではなく、理念を差別化して売っていく方が、個性が生きてもっと売れるようになります。
つまり、ベネフィットの訴求よりも人間性や個性を統一感をもって出していくためのブランディングが必要になってきます。
「売り」がたくさんある方も、メッセージにぶれが生じることが多いです。
何があなたの魅力の中心なのか、何をもって他人に支持されているのかは、自分の予想を超えていることがほとんどです。
第三者の視線と、顧客へのヒアリングで深く掘っていき明確にして、確固たるブランディングをしていきましょう。