ブランディング

男は黙って、稼ぐもの?

頼り甲斐のある大人の男性といったら、どんなイメージをもちますか?

我慢強い、威厳がある、稼げる?

あなたの稼ぐパラダイムはどこからきた?

「男は、グッと堪えて黙って乗り越えるものだ」と、昭和のお父さんの背中を見て育った世代の男性方のパラダイムは、やはり泣き言を言わずに頑張るのが男らしさだというもののようです。

「男は稼いでなんぼ」

「弱みを少しでも見せたら、足下を救われる」

「周囲はライバルばかりで、本音が言えない」

「気持ちを正直にいうのは、恥ずかしいことだ」

このような信念をもって、自分の感情に蓋をして、女房子供のためにがむしゃらに頑張ってきた平成のお父さん方、そろそろ価値観を見直して、楽に自然体で成功しませんか?

楽すると負けだ、水飲むと負けというような、部活で経験した根性論は通用しなくなっていることに本当は気づいていますよね?

社会はコロナ化をきっかけに、急速にデジタル化しました。そしてこれからも加速していきます。

成果主義のジョブ型雇用が主流になり、気合いや根性や情だけでは生き残れない世の中です。必要なのは合理性、ロジック、結果を出すこと、それに加えて意外に思われるかもしれませんが「感情」が以前にも増して大事になってきています。

デジタル社会とは非情な社会と捉える人もいますが、デジタル化された世の中に必要になってくるのは、感情の理解です。

なぜなら、情報のやりとりだけで進められるコミュニケーションは、齟齬が生じやすく、意図や目的を正しく伝えることと一緒に、感情を伝えることが有効になってくるからです。

感情が違えば、相手のその言葉の意味が変わってきたり意図が違ってきます。

対面でのコミュニケーションでは、顔の表情や声色でたくさんの情報を受け取っていますが、文字情報だけのやりとりになると、感情のもつ役割がとても重要になります。

デジタル化をして均質化されたようで、そこで何を思い何を考える人のなのか、その他多勢と同じ正論ではなく、感情が乗った私論を展開しなければ、あなたの存在感がなくなってしまいます。

感情に蓋をしていた我慢強い男から、今こそ自分の気持ちを伝えられる男になるときなのです。

社会の変革期に求められているパラダイムは、犠牲になるお父さんではなく自分自身が幸せになるパラダイムの中から生まれていくでしょう。

自分らしく成功する

自分らしく好きなことを仕事にするのは、夢見がちな子供の戯言ではありません。

時代は着実に変わってしまいました。

青臭い戯言こそが、人の共感を呼び、惹きつけ、あなたのビジネスを発展させていく可能性に満ちているのです。

あなたの理想は、なんですか?

あなたの心にチクチクと刺さるような事は、どんなことでしょう?

そのあなたの個人的な想いが、あなたのビジネスを前に進ませるドライブであり、あなたの深い満足感の元になるでしょう。

あなたの深いところに隠された感情を一度、見直してみませんか?

あなたの感情が利益の源になる

感情は、厄介なものでもコントロールするものでもありません。
自分の本心をを知る重要なファクターです。
あなたの心が望む人生を理解することで、人生は再び輝きだすのです。

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