勉強や仕事で、人と競っている人に、オススメするのは、戦う場を選ぶということです。
漫然と「人よりも」優れた成績や成果を取るのを願うのは、あまり意味がないことではないでしょうか。
人と自分の能力や才能を比べて、自分が一番伸びて活きる場所を調整していきましょう。
目次
ランチェスターの法則とは
これです
y=b+ax2
y :結果
b :経験
a :才能
x :努力した時間
物事の結果は、それまでの経験に加えて、もって生まれた才能と努力の2乗をかけたものだ
ということです。
努力の時間は2乗されるから、時間をかければかけるほど、ぐっと上に持ち上がる曲線になります。
あるときまでは、結果が見えにくいけど、あるところからぐっと2次曲線を描いて上に上がる図、イメージ湧きます??
ということは、
→今結果が出ていなくても、もう少し頑張ったら、ぐっと伸びるかもしれない
→才能(a)よりも努力(x)の方が大事だということ(結果に影響を及ぼす)
伸び代を比較する
以下の2つの式があるとして、
Y=1/3x2
Y=2x2
才能が違うと、全然曲線のカーブが変わってきますよね。
上は、なだらかな上昇曲線
下は、急角度で上がっっていく上昇曲線
かけた時間が同じだとしたら、自分の才能のある分野で努力するのが、一番いい!
当たり前ですけどね。
それで、その才能の部分が 1と2 くらいの差だったら、努力xの方が大事になってくるわけですよ。
1と2くらいの差でも努力でカバーできるから、あまりに外れすぎていない分野なら
「やりたいことをやれば、いい!」
けれど、1/3のような才能のない場で努力をするのなら、成果を今生きている間に期待しないことです。
結果ではなくやりたいことをやっているという意識で取り組めば、充実できるでしょう。
現実的に結果を出すために
1)才能があるところで、努力をする。
2)才能がそう変わらないのであれば、努力の時間で大きな差が出る。
3)最初は結果がでなくても、あるときから急に勢いよく結果になるので諦めない。
つまり、やりたいこと情熱があることであれば、多少才能がなくても成果は出るということです。(才能がなさすぎだと難しいということもわかりますね。)